レク-昔の遊び-(さくら苑新館)

さくら苑新館ショートステイの木野です。
今回は、お手玉を使ったレクリエーションを紹介したいと思います。

お手玉遊びは、両手を使う、投げながら座位バランスを保つなど身体的なリハビリ効果や、投げ方を考える、歌いながら手を動かす事で脳を活性化し認知症予防にも良いとされています。

お手玉を持つと、その感触から「懐かしいね~」「昔は、ようあそんじょった」「出来るかな」と期待と不安が入り混じったような表情を見せる方もいらっしゃいましたが、昔話を交えながら実施していくにつれ、童心に帰ったかのように、笑顔が自然と出る様になります。

お手玉を手作りしていたことや中身に何を入れていたのか、どんな歌を唄いながら遊んでいたのか…と話をしているうちに
「あんたがったどこさ~♪」と口づさむ方も。「昔はでけちょったけど、今じゃ~でけんな」と話をしながらも、またチャレンジするという姿が見られました。

昔の遊びは、思い出・懐かしさからやる気に繋がります。私も楽しい時間に包まれました。

※写真の掲載についてはご利用者、ご家族の承諾を得ています。

ドライブ-めがね橋-(さくら苑新館)

さくら苑新館デイサービスの水流です。
利用者と一緒に大河平地区の散策に出掛けました。
ドライブルートはさくら苑新館から下大河平方面へ抜け「めがね橋」で休憩を挟んだ後に、上大河平方面へ行きクルソン大橋を渡り、野山に咲く花をみながら事業所に帰ってきました。

休憩を挟んだ「めがね橋」は昭和3年に架けられた石造りの3連アーチ橋で正式名称は「月の木川橋」といいます。昔は木材運搬用のトロッコの通り道となっており、トロッコ廃止後は自動車が通ったりもしていた様です。
※今は歩道となっており人しか通れないみたいです。

利用者の中には、「昔は仕事でここをよく通っていた。懐かしい」と言われる方や、初めて見た方は「良い思い出が出来た」「よう造ったもんじゃ」との声も聞かれました。

今回、大河平方面のドライブで散策しましたが、気候も良く、桃の花、梅の花、水仙などが花開き、山桜も3~5分咲きの木もあるなど、春の訪れを感じる事が出来たドライブレクとなりました。

調理-お好み焼き- さくら苑新館

さくら苑新館ショートステイの鬼川です。
今回の調理活動では18人の利用者が参加されお好み焼き作りを実施しました。
キャベツ、ネギ等色々な具材を皆が交代で切り、混ぜる、焼く、盛り付けするという作業を女性の方は慣れた手つきでこなされてました。

実施中は「楽しんじゃ~」「みんなで作っとおいしがな」と隣の方との会話も弾み、笑みがこぼれていました。
男性利用者の皆さまは、始めは見学程度でしたが、女性利用者の声かけ、指導のもと喜んで参加され和気あいあいとした雰囲気に包まれながら美味しいお好み焼きが出来上がりました。
美味しく出来上がったのか「おかわり」をリクエストされる利用者も多く、満足して頂けたようです。

材料

  • キャベツ
  • ネギ
  • ちくわ
  • 天ぷら
  • お好み焼き粉
  • 調味料(ソース、マヨネーズ、鰹節、サラダ油)

調理活動の方法

  • キャベツ、ネギを細かくみじん切りにする
  • ちくわ、天ぷらを細かく切る
  • 上記の材料と卵・粉を混ぜる
  • ホットプレートに油をひき、適量を両面焼く

リハビリ効果

身体面

  • 具材をまぜる、こねる、包丁で切るなど調理活動で行うあらゆる動作が上肢や手指の機能強化に繋がります。
  • 立って作業をする事で、姿勢保持に必要な筋力やバランス能力の強化が図れます。

認知面

  • メニューや調理工程を考える、調理する等、調理で行う過程が脳の前頭前野を活性化させると言わています。
  • 利用者同士・職員とコミュニケーションを取る機会となる為、自然と社会交流、参加に繋がります。

レク-カラオケ-(さくら苑新館)

さくら苑新館の水流です。
さくら苑新館デイサービスでは、利用者の皆さまが楽しく過ごせるように本人たちが「やりたい・興味がある」といった事をレクリエーションに取り入れています。

今回は、「カラオケ」について紹介したいと思います。
カラオケが流行し始めたのが今から約50年前の1970年代といわれており、丁度、今の高齢者の方が働き盛りの現役時代だった頃です。利用者の中にもカラオケが好きだったという方は多く、歌本を手に昔の事を思い出しながら、懐かしそうに選曲されておりました。

中には「何年もカラオケをしちょらんで歌えるか心配」という方もいらっしゃいますが、いざ曲が流れると曲に合わせ口ずさみ、しばらくするとマイクを持ち、歌われました。
カラオケ後は「楽しかった」「時間がたつのが早かった」「また歌いたい」など満足そうな声が聞かれました。

今回はカラオケを紹介しましたが利用者の「やりたい事・興味がある事・好きな事」というのは人それぞれだと思うので、調査や関りの中で引き出し、今後もレクリエーションや活動に取り入れていきたいと思います。

脳トレ-塗り絵の展示-(さくら苑新館)

さくら苑新館の水流です。
さくら苑新館デイサービスでは、認知症ケアとして実施している脳活ドリルの「塗り絵」を廊下の展示コーナーに貼り出しています。
利用者が廊下を通る時は自然と展示コーナーに目が行き「上手やね」「綺麗に塗っているね」等の声が聞かれています。
開始当初から塗り絵が上手な方や苦手な方、まったく色を塗らない方もいましたが、少しずつ変化が見られ、重ね塗りや色の強弱をつけたり、苦手な方も他利用者と一緒に参加する事で簡単な塗り絵をされるようになりました。

塗り絵は毎週1枚を利用中に完成させる計画で実施しておりますが、利用者の中には自宅に持ち帰って完成させてくる方や、宿題として別の塗り絵が欲しいと言われ意欲的に取り組まれる方も出てくるようになりました。

※塗り絵の効果については以下をご参照ください。
脳トレ~塗り絵~(さくら苑新館)

家事動作への働きかけ②(さくら苑新館)

さくら苑新館ショートステイの山本です。
今回は、以前紹介しましたショートステイのリハビリとして取り組んでいる家庭内役割(家事動作)について近況報告を行いたいと思います。

家事動作に関する効果についてはこちら(家事動作への働きかけ)をご参照ください。

ショートステイでは日中のリハビリやアクティビティの合間に余暇時間としてそれぞれ、脳活ドリル~つるツールや読書、そして洗濯物たたみや食器洗い等の家事動作を実践しています。

去年までは促しても「よだきいー」等言われる利用者の方が多かったものの、現在ではリハビリでの理由やご自宅でも「少しでも息子・娘の役にたたんな!」と意欲の向上に繋がっている利用者も増え始め、実施中は世間話をしながら和気あいあいと行っています。

写真は食器洗い・テーブル拭き・洗濯物たたみを精力的に行っている最中です。

MMSE評価の結果(さくら苑新館)

さくら苑新館デイサービスの水流です。
先日脳活ドリルを実施して3ヶ月が経過し、MMSE(ミニメンタルステート検査)という認知機能の評価を事前・事後(3カ月後)に行っていることを紹介しましたが、今回はMMSEの結果について紹介したいと思います。


対象人数―19名
改善11名(58%)  維持3名(16%)  悪化5名(26%)

という結果となりました。


約70%の人がMMSEの点数が3か月前と比較し、維持もしくは改善する結果となり、脳トレの効果が見える結果でした。しかしながら、実施期間としてはまだ約3ヶ月間なので今後も継続して脳活ドリルを実施し半年、一年と経過を見て評価して行きたいと思います。

また、MMSEの点数だけに着目するのではなく、改善・悪化も含めMMSEの評価項目毎(見当識能力や計算や注意力など)の変化や脳活ドリルの実施状況の変化なども評価し、脳活ドリルの認知機能への効果を検証していきます。

※脳活ドリル及びMMSE(認知機能評価)については以下をご参照ください。

脳活ドリルについて

MMSE(認知機能評価)について

活動-グランドゴルフ-(さくら苑新館)

さくら苑新館の木野です。
先週、天気が良く気温も暖かったので、デイサービスとショートステイの合同でグランドゴルフを行いました。

普段、レクリエーションなどの活動にあまり参加されない方にも声をかけると「以前はやっていた」との話も聞かれ、「やってみたい」との言葉が聞かれ、参加に繋がりました。
グランドゴルフを始めると、気分も変わり率先して参加される姿が見られました。
笑い声や応援の声が飛び交い、笑顔が見られ楽しい時間になりました。

これから暖かくなるので、グランドゴルフの企画を増やしていきます。

準備する物

  • ホールポスト
  • クラブ
  • スタートマット
  • スコア表

方法

  • 長い距離や短い距離など3つのコースを設定する
  • コース毎にスタートマットを敷き、1人ずつ実施する
  • コース毎に打数を数え、スコア表へと記入する

リハビリ効果

身体面                                                 

・コースをまわる事で歩行能力・心肺機能の強化が図れる                                      ・ボールを打つ動作や芝の上という不整地での歩行によりバランス能力の強化が図れる                      ・スイング時の腕を振る、体を捻る、足で踏ん張るといった動作が全身運動に繋がる

認知面                                              

・狙ったところにボールを打つという空間把握能力への効果が期待される                           ・打数を計算する事で脳の活性化に繋がる

※写真の掲載についてはご利用者、ご家族の承諾を得ています。

小さな図書館誕生(さくら苑新館)

さくら苑新館の鬼川です。

さくら苑新館のショートステイでは、えびの市民図書館が主体として行っている移動図書館(ブックランド号)から毎月40冊程度の本を借り、小さな図書館を開いております。

本は皆がよく集まるソファーの間に置いてあり、いつでもすぐに手にする事が出来る様になっています。

導入当初は、私たちも皆さんがどういった本に興味があるのか分からず、色々な本を借りてみましたが、最近では皆さんが読みたい本や見やすい本の傾向も分かり、1冊の本を囲み楽しく談笑している姿が見られるようになってきました。

ちょっとした余暇時間に本を手に取る利用者も増え利用者同士の関わり、本と向き合う時間が増えたように感じます。

職員にも「こん本はよかこっが書いちょったよ」「こげな料理が食べたか」等勧めてくれます。

毎月の本の更新を楽しみにされている利用者もおり、本から出た話題から調理レクやドライブレクなど施設内外での取り組みに繋げていけたらと思います。

自分らしく過ごしやすい環境作り(さくら苑新館)

さくら苑新館ショートステイの山本です。

当苑ではえびの市を中心に小林市、高原町の居宅からも利用者を受け入れております。

現在も数名の小林在住の方がご利用されておりますが、皆さん初めてのご利用時によく言われる事が「近所の人がおらんで心配」等です。

もちろん利用されている方の多くはご近所の方や昔からのお知り合いの方もいらっしゃいます。それぞれ、リハビリの間やレクリエーション、余暇時間の間に和気あいあいと話しておられますが、私達は特に新規利用者の方に対しては、なじみの関係の構築を大事にし、その方が楽しく、安心して過ごせる環境作りに努めております。

今回、ブログで挙げる利用者の方も当初は「知り合いがおらんなあ」と心配されていました。

そこで、本人が以前より活動してこられた「語り部」という機会を設ける事で他利用者との昔話等話す機会が増える、又は本人の意欲向上にも繋がるのではないかと考えました。本人も最初は遠慮されておりましたが、実施中は、長崎での被爆体験を熱心に語っており、聞いている皆さんも頷かれたり、涙を流される方もおりました。実施後は利用者の方々、昔話でたくさん話されておりました。本人も「今回は資料がなかったから今度はもっと話したい」と意欲的である為、今後も定期的な場として提供していき、過ごしやすい環境やなじみの関係の構築に努めていきたいと思います。