さくら苑新館の水流です。
今回は認知症ケアプログラムとして行っている塗り絵について紹介したいと思います。
さくら苑新館デイサービスでは、認知ケ症ケアの一環として様々な脳トレを実施していますが、その中で利用者の受け入れも良く、比較的実践しやすいのが塗り絵です。
塗り絵は使う色を考え、色を選び、色鉛筆を持って指を動かし色を塗るという動作が塗り絵が完成するまで続き、この一連の動作が脳の活性化に繋がると言われています。
塗り絵は認知症のレベルに応じて難易度別に2種類用意しています。
- 花の塗り絵です。花の塗り絵は塗る色の種類が少なく身近な花であればイメージもしやすい認知面が重度の方から軽度の方まで幅広く実施出来ます。
- 景色や人物等が含まれた塗り絵です。こちらはいくつもの色を使って使い分けて塗る必要があり、色の使い分けが行える方を中心に実施しています。
このように本人に合った塗り絵を選択する事は、楽しみや意欲の面に関わってくるのでしっかり本人と関わり、選択する必要があります。現状は難易度別に2パターンとなっていますが、今後はバリエーションをもっと増やし利用者1人1人のレベルに合った脳トレとして塗り絵が実施出来るよう計画中です。
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