小さな図書館誕生(さくら苑新館)

さくら苑新館の鬼川です。

さくら苑新館のショートステイでは、えびの市民図書館が主体として行っている移動図書館(ブックランド号)から毎月40冊程度の本を借り、小さな図書館を開いております。

本は皆がよく集まるソファーの間に置いてあり、いつでもすぐに手にする事が出来る様になっています。

導入当初は、私たちも皆さんがどういった本に興味があるのか分からず、色々な本を借りてみましたが、最近では皆さんが読みたい本や見やすい本の傾向も分かり、1冊の本を囲み楽しく談笑している姿が見られるようになってきました。

ちょっとした余暇時間に本を手に取る利用者も増え利用者同士の関わり、本と向き合う時間が増えたように感じます。

職員にも「こん本はよかこっが書いちょったよ」「こげな料理が食べたか」等勧めてくれます。

毎月の本の更新を楽しみにされている利用者もおり、本から出た話題から調理レクやドライブレクなど施設内外での取り組みに繋げていけたらと思います。