皆さま、こんにちは。さくら苑新館リハビリの岩元です。
今回は、ショートステイのリハビリとして取り組んでいる家庭内役割(家事動作)への働きかけについてご紹介したいと思います。
利用者の中には認知症や障害をもったとしても、自宅生活において家事動作を家庭内での役割として続けている方がいらっしゃり、それが本人にとっての健康維持や生きがいに繋がっているケースもあります。
ショートステイでは、そのような方が、今後も自宅生活において役割をもって生活が維持出来る様に利用中に皿洗いや洗濯物畳み、洗濯物干しを行える機会をリハビリとして設けています。
今回は家事動作を中心に紹介しましたが、家庭内役割といっても多種多様であり、庭の手入れやごみ出し、回覧板を近所に届けるなど人によって色々な役割を持っています。今まで出来ていた事が出来なくなると自信の喪失、活動量の低下を引き起こす可能性があり、高齢者にとって役割は非常に重要です。
家庭内役割が出来ている方はその動作が維持出来る様に反復練習を、再獲得したい方は実施方法や自宅での環境調整も含め検討し、また再開出来る様にリハビリを行っています。
皿洗い
洗濯物干し
洗濯物たたみ
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