脳トレ-間違いさがし-(さくら苑新館)

さくら苑新館の水流です。
今回は認知症ケアプログラム(脳トレ)として行っている「間違いさがし」について紹介したいと思います。

間違い探しはワーキングメモリ(作業記憶)を鍛える効果があり、物忘れ防止などに繋がると言われています。

ワーキングメモリとは情報を一時的に脳に保持し、処理する能力です。
例えば、電話をかける時、一時的に電話番号を記憶します。
そしてかけ終わった後には、すぐ忘れていますよね?
この時使っているのがワーキングメモリで、超短期的な記憶の事を指します。
ワーキングメモリは、日常生活の中での会話や読み書き、計算といった仕事・学習を支える重要な能力です。

間違いさがしは、見つけた時の喜びも脳への刺激に繋がると言われています。さくら苑新館デイサービスでは、様々な種類、難易度の間違いさがしを準備しており、本人のレベルに合ったものを選択し、実施しています。

利用者のリハビリスケジュール紹介(さくら苑新館)

さくら苑新館の鬼川です。
今回は利用者の一日のリハビリスケジュールについて紹介します。さくら苑新館ショートステイでは身体機能に偏らず、活動や参加の生活機能全般を向上させる為、バランスのとれたリハビリテーションを徹底させる事を目的としています。

機能訓練の実施(心身機能へのアプローチ)

ここではリハビリスタッフによる個別リハの評価と介護スタッフによる集団リハを実施しています。利用者一人ひとりの機能訓練プログラムを実践し主に心身機能の維持・向上を目的としています。

集団レク(趣味や嗜好に沿った個別レク)

午後からは集団レクと利用者の趣味や嗜好に沿った個別レクを実施しています。ここでも、身体機能の維持・向上が楽しく行えるよう様々なメニューをとり入れています。又、日常での生活行為という面においても排泄や入浴、料理や外出ができるようになる為の(活動へのアプローチ)。家庭内や地域の中に生きがいと役割を作り支援する(参加へのアプローチ)にも積極的に取り組んでいます。

多職種でのリハビリ勉強会(さくら苑新館)

さくら苑新館、リハビリの岩元です。

先日、ショートステイ部門で多職種(看護・介護・相談員)を交えてリハビリについての勉強会を実施しました。
今回の勉強会の内容はリハビリやICFの考え方についてです。

リハビリを行うにあたってチームアプローチは必須です。機能面だけに捕らわれず、対象者の生活全体をみる必要があります。リハビリスタッフが関わる時間、看護・介護が関わる時間、全てがリハビリに繋がる様にしていかなければなりません。それに加え、実施したリハビリを自宅生活に反映させるにはどうするべきかも考えていく必要があります。

そこを整理する上で、ICFでの考え方や対象者の全体像の捉え方は非常に重要です。

今回の勉強会は、私たちが普段やっている業務の基礎となる部分でおさらいみたいな感じにはなったのですが、リハビリが出来るショートステイとして自分たちの仕事を見つめ直す良い機会となりました。

嚥下機能低下者に対する対応(さくら苑新館)

さくら苑新館、看護師の木野です。

さくら苑新館ショートステイは身体面の機能訓練やリハビリを日々提供していますが、嚥下機能においても、リハビリが出来る様に取り組んでいます。

高齢者は加齢に伴って飲み込む力が弱くなり、誤嚥しやすいです。その為、全利用者を対象に毎食前に必ず嚥下体操を実施しています。

また、法人内に言語聴覚士という嚥下面の評価が出来るリハビリスタッフが在籍していますので、嚥下機能が低下した方は、以下の対応を行っています。

①嚥下状態に応じた、食事形態や水分摂取方法(とろみ剤の使用)の検討

②嚥下機能訓練(自主訓練など)の指導

写真は言語聴覚士が嚥下機能を評価している所です。

嚥下機能が悪くなると、食事や水分がはいりづらくなり、栄養不良や脱水を引き起こす可能性や誤嚥による肺炎のリスクも高くなってしまいます。

誤嚥による肺炎は日本人の死因の第7位であり、70歳以上の肺炎患者の約7割が誤嚥による肺炎とも言われ、高齢者にとっては身近な病気です。

専門職による評価で、利用者1人1人が最大限の能力で安全かつ楽しみを持って食事が出来る様に取り組んでいます。

脳トレ-塗り絵-(さくら苑新館)

さくら苑新館の水流です。
今回は認知症ケアプログラムとして行っている塗り絵について紹介したいと思います。

さくら苑新館デイサービスでは、認知ケ症ケアの一環として様々な脳トレを実施していますが、その中で利用者の受け入れも良く、比較的実践しやすいのが塗り絵です。

塗り絵は使う色を考え、色を選び、色鉛筆を持って指を動かし色を塗るという動作が塗り絵が完成するまで続き、この一連の動作が脳の活性化に繋がると言われています。
塗り絵は認知症のレベルに応じて難易度別に2種類用意しています。

  1. 花の塗り絵です。花の塗り絵は塗る色の種類が少なく身近な花であればイメージもしやすい認知面が重度の方から軽度の方まで幅広く実施出来ます。
  2. 景色や人物等が含まれた塗り絵です。こちらはいくつもの色を使って使い分けて塗る必要があり、色の使い分けが行える方を中心に実施しています。

このように本人に合った塗り絵を選択する事は、楽しみや意欲の面に関わってくるのでしっかり本人と関わり、選択する必要があります。現状は難易度別に2パターンとなっていますが、今後はバリエーションをもっと増やし利用者1人1人のレベルに合った脳トレとして塗り絵が実施出来るよう計画中です。

外出リハ~外食~(さくら苑新館)

さくら苑新館ショートステイの山本です。

さくら苑新館ショートステイの外出活動はリハビリの一環として行っております。各自、希望する外出活動を目標にし、苑内では起立訓練や下肢重錘訓練、歩行訓練等様々なリハビリを実施し、外出先で想定される段差や歩行時間・距離、砂利道や坂道での歩行、移動中の座位耐久性などを考え、苑内でも練習しております。

今回は、7月に実施した興味・関心チェックシートの集計をもとに、外食に行ってみたいと答えた利用者2名を対象としました。リハビリも兼ねた外食ですので、事前に本人たちにメニューを見せ、食べたいものを選んでもらいました。また、お店の環境などの下調べを行った上で、本人たちにとってベストな移動手段を検討するなどの準備を行い、当日に臨みました。

事前準備をしたことで、当日は大きなトラブルもなくスムーズに外食をする事が出来ました。

皆さん、久しぶりの外食で、終始笑顔で会話も弾み「美味しかった」「また食べに行きたい」と満足された様子でした。

腰痛に対するホームエクササイズ(さくら苑新館)

皆さん、こんにちは。さくら苑新館、リハビリの岩元です。

私たちは、利用中に機能訓練やリハビリの支援をするだけではなく、利用日以外でもご自宅で出来る体操、ホームエクササイズの指導も実施しております。

その中でも、今回は、利用者の中で訴えの多い腰痛に対する体操をご紹介したいと思います。腰痛の原因は様々ですが、今回紹介するホームエクササイズは、体幹の筋力低下や筋肉の張り、背骨の動きの悪さなどに起因した腰痛に対する体操です。

①お尻上げ(体幹の筋力強化)10回

息を吐きながらお尻を5秒間持ち上げます。足や太ももではなく、お尻に力を入れ、身体と足が平行になるよう持ち上げます。

②お尻・腰の筋肉のストレッチ(筋肉の張り解消)左右3セット

息を吐きながら、片足を抱えて膝を肩に近づける様にして20秒間止めます。次にもう片方の足も同じように行います。お腹の力を抜いて、お尻や腰が伸びる様に行います。

③背骨の体操(背骨の動きを良くする)交互に5回

大きく息を吸いながら、背中を丸めます。その次に息を吐きながら背中を反る様にします。

腰はあまり動かさず、胸の部分をしっかりと動かす様に行います。

※痛みが出ない範囲で実施して下さい。痛みが出る場合は速やかに中止しましょう。

今回は腰痛に対する簡単な体操を3つ紹介しました。これだけで効果が出る方も中にはいらっしゃいます。ホームエクササイズは続ける事が大事です。

このブログを見ている人の中にも腰痛がある方がいらっしゃるかもしれません。そういった方は、是非ご自宅で試してみてください。

認知症についての勉強会(さくら苑新館)

さくら苑新館の水流です
先日、認知症の方への対応やケアの向上の為に、デイサービス職員と一緒に認知症についての勉強会を行いました。
今回の勉強会は、基礎編で認知症という病気についてのおさらいを以下の内容で実施しました。

  1. 加齢による物忘れと認知症による物忘れの違いについて
  2. 中核症状(記憶障害・見当識障害・失行・失認)について
  3. 周辺症状(徘徊・妄想・収集癖)について

これらの症状があることによって認知症の人の心は不安な気持ちや混乱、焦りといった感情に繋がってしまいます。
認知症の方と関わる中で本人の気持ちを考えるという事は一番大事な事で、不安な気持ちがあるという事をしっかり理解し、表情の変化や通常と違う行動をされた時に素早く声をかけ、話を聞く事で不安な時間を一人で抱え込む事が少なくなります。認知症ケアはチームで協力しあって実践していく必要があるので今後もこういった勉強会を定期的に実施していきます。

ドライブ-ひまわり畑-(さくら苑新館)

さくら苑新館の鬼川です。
新館の活動の一環として、近隣のひまわり畑までドライブに行ってきました。
自宅生活の中では、なかなか外出の機会を作れない利用者も多く、こういった活動を楽しみにされている利用者はたくさんいらっしゃいます。

準備の段階から、現地に行く車内においても、普段よりも会話も多く歌を歌われる方などもいらっしゃり、皆さん気持ちの昂ぶりが隠せない様子でした。
現地に着くとリハビリも兼ねて皆で散歩を行いました。普段の歩行訓練では「きつか」と言われる方も、心が動いたのかひまわり畑に吸い込まれるかのように足早に歩かれてました。

帰りの道中では、久しぶりの外出に表情も良く、「綺麗だった。楽しかった。」などの声が聞かれリフレッシュに繋がったようです。

脳トレ-学習療法-(さくら苑新館)

さくら苑新館の水流です。
今回は認知症ケアプログラムとして行っている計算と音読を用いた認知トレーニング(学習療法)について紹介したいと思います。
 
「簡単な計算」や「音読」を行っている時、脳の中の前頭葉という部分が活動すると言われております。とある研究の中では、この学習療法を継続して行う事で認知機能検査の得点が向上したという報告もあります。

この学習療法のポイントは時間をかけて難しい計算や音読をするのではなく、簡単な問題を素早く解く方が脳が活性化すると言われています。例えば「2+5」「8-2」等の計算を早く解いたり、簡単な文章を出来るだけ早く読むといった事です。

 また、実施する上で、ただただ黙々と行わせるのではなく、実施後の労いや褒める声かけを行い、コミュニケーションを取りながら実施するとより脳の活性化に繋がります。
 当事業所では、個々の空いた時間で簡単な計算を促したり、レクリエーションの時間に利用者の皆さんと一緒に音読をする時間を設けたりして学習療法に取り組んでいます。

写真は簡単な計算を実施している様子です