日中活動で生活リズムを構築しよう(さくら苑新館)

さくら苑新館ショートステイの山本です。

ショートステイでは一日のリハビリスケジュールを作成しています。そのリハビリスケジュールで日中の生活リズムが改善した一例について紹介します。(リハビリスケジュールに関しては、利用者のリハビリスケジュールをご覧下さい。)

この方は、退院直後という事で体力の低下もあり、日中の傾眠が多く見られている状況でした。そこで、体力の向上・生活リズムの改善の為にリハビリスケジュールに沿った形で過ごして頂きました。又、本人が集中して取り組める活動(塗り絵・習字)を個別レクとして余暇時間に取り組んで頂きました。

その結果、リハビリにより体力が向上され、余暇時間に興味のある活動を促すことで集中して取り組まれるようになり、一日を通して傾眠なく過ごせるようになりました。又、本人のご希望により、書いた塗り絵や習字の作品も掲示して見てもらいたいという意欲も出てくるようになりました。

余暇時間の過ごし方が活動・参加へのリハビリになる事から、さくら苑新館ショートステイでは本人の嗜好や趣味にあった活動にも力を入れています。今回のように日中の活動量が増えるだけで様々な生活習慣にもプラスの影響が与えられます。今後の課題として、自宅生活では寝て過ごされる事も多い為、さくら苑新館で取り組んでいる活動を自宅でも反映させ、毎日を充実して過ごせるよう支援していきたいです。

外出リハ~買い物②~(さくら苑新館)

皆さんこんにちは。さくら苑新館リハビリの岩元です。
ショートステイでのリハビリを紹介します。

リハビリでは、ADLはもちろんの事、IADLにもアプローチを行っています。今回紹介する利用者は、脳卒中により軽度麻痺が残存しているものの、自宅内でのADLは自立されている方です。
以前は自宅内で転倒等ありましたが、現在は転倒なく過ごす事が出来ており、次のリハビリの目標をIADL(買い物)に着目して立案しました。具体的な目標は以下の通りです。

  • 短期目標:家族と一緒に買い物に行くことが出来る
  • 長期目標:公共交通機関を利用して1人で買い物に行くことが出来る

IADLのアプローチは、現場を想定した施設内でのアプローチ(300m程度の連続歩行や買い物計画を立てるなど)と現場での実練習(利用者が良く行ってたスーパーでの買い物)の2つを実施しています。

この中でも実練習は現状の課題を明確にでき、課題解決にむけて施設内でのリハビリをどうしていくべきか一緒に考える良い機会になっています。

まだまだ、実際に自ら買い物に行けるまでは時間がかかるかもしれませんが、本人のモチベーションも高く、意欲的に取り組まれているので、小さな成功体験からコツコツと取り組んでいきたいと思います。

写真は施設での屋外歩行練習・実練習の風景です。

重度者への認知症ケア(さくら苑新館)

こんにちは。さくら苑新館相談員の冨満です。
さくら苑新館デイサービスでは、様々な認知症ケアを行っています。今回は、重度者に対する認知症ケアについてご紹介したいと思います。

認知症が重度になると、自発語や反応が乏しくなってしまいます。現状を維持する為に、そういった方たちにも積極的にコミュニケーションを図っています。しかしながら、単純にコミュニケーションを図ろうとしてもなかなか自発語や反応が引き出せない事の方が多いです。そこで私たちが行っているのは、

  1. 若い頃の事や家族の事、職業の事など本人にとって馴染みのある事柄で反応を引き出す
  2. 単語カードやことわざカードなど一般的に馴染みのあるものを使って反応を引き出す

本人にとって反応の良い話題を見つけ出す事はなかなか難しいですが、色々な方からの情報収集をきっかけに反応を引き出す事に繋がる事は多々あります。反応が出る事で喜ばれる家族も多く、本人との関りの手段の探求を家族と連携して行っております。

脳トレ-間違いさがし-(さくら苑新館)

さくら苑新館の水流です。
今回は認知症ケアプログラム(脳トレ)として行っている「間違いさがし」について紹介したいと思います。

間違い探しはワーキングメモリ(作業記憶)を鍛える効果があり、物忘れ防止などに繋がると言われています。

ワーキングメモリとは情報を一時的に脳に保持し、処理する能力です。
例えば、電話をかける時、一時的に電話番号を記憶します。
そしてかけ終わった後には、すぐ忘れていますよね?
この時使っているのがワーキングメモリで、超短期的な記憶の事を指します。
ワーキングメモリは、日常生活の中での会話や読み書き、計算といった仕事・学習を支える重要な能力です。

間違いさがしは、見つけた時の喜びも脳への刺激に繋がると言われています。さくら苑新館デイサービスでは、様々な種類、難易度の間違いさがしを準備しており、本人のレベルに合ったものを選択し、実施しています。

廊下での話♪(さくら苑)

さくら苑支援相談員の田原です。

タイトルで廊下での話とありますが、デイケアのトイレ前を通ると面白い物を発見しました。利用者の作品の『ひょっとこ』・職員の飾りで『ハロウィン』と一言メモが書かれてました。

一緒にメモを読まれた方からは「ハロウィンは、子供が仮装するほぜ祭りやろ」との事🎃
ちょっとしたスペース、ちょっとした時間で季節の出来事やニュースなど様々な情報を発信できればと思いました。
可愛らしい作品と面白い内容で笑顔になる一場面でした( *´艸`)

中秋の名月(さくら苑)

こんにちは。ST山田です。
朝・晩がだいぶ冷えるようになってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

今日は中秋の名月。十五夜ですね。
昨日は1日雨が降っていましたが、今日はとてもきれいな秋晴れとなりました。早くも稲刈りの様子も見られ始めており、秋を感じる今日この頃です♪
昨日より十五夜の準備をしていました。昔はあちらこちらに『萩の花』が咲いていましたが、最近は少なくなったように感じます。

今日は、デイケアや入所に十五夜のお飾りを置きました。この辺りでは、焼酎瓶に萩とススキを活け、ふかしたから芋・里芋・栗も一緒に飾ります。利用者も立ち止まり見てくれ、会話も弾むようでした。

朝晩と昼間の寒暖差が大きくなってきているので、体調を崩さないようにお過ごしください。

利用者のリハビリスケジュール紹介(さくら苑新館)

さくら苑新館の鬼川です。
今回は利用者の一日のリハビリスケジュールについて紹介します。さくら苑新館ショートステイでは身体機能に偏らず、活動や参加の生活機能全般を向上させる為、バランスのとれたリハビリテーションを徹底させる事を目的としています。

機能訓練の実施(心身機能へのアプローチ)

ここではリハビリスタッフによる個別リハの評価と介護スタッフによる集団リハを実施しています。利用者一人ひとりの機能訓練プログラムを実践し主に心身機能の維持・向上を目的としています。

集団レク(趣味や嗜好に沿った個別レク)

午後からは集団レクと利用者の趣味や嗜好に沿った個別レクを実施しています。ここでも、身体機能の維持・向上が楽しく行えるよう様々なメニューをとり入れています。又、日常での生活行為という面においても排泄や入浴、料理や外出ができるようになる為の(活動へのアプローチ)。家庭内や地域の中に生きがいと役割を作り支援する(参加へのアプローチ)にも積極的に取り組んでいます。

多職種でのリハビリ勉強会(さくら苑新館)

さくら苑新館、リハビリの岩元です。

先日、ショートステイ部門で多職種(看護・介護・相談員)を交えてリハビリについての勉強会を実施しました。
今回の勉強会の内容はリハビリやICFの考え方についてです。

リハビリを行うにあたってチームアプローチは必須です。機能面だけに捕らわれず、対象者の生活全体をみる必要があります。リハビリスタッフが関わる時間、看護・介護が関わる時間、全てがリハビリに繋がる様にしていかなければなりません。それに加え、実施したリハビリを自宅生活に反映させるにはどうするべきかも考えていく必要があります。

そこを整理する上で、ICFでの考え方や対象者の全体像の捉え方は非常に重要です。

今回の勉強会は、私たちが普段やっている業務の基礎となる部分でおさらいみたいな感じにはなったのですが、リハビリが出来るショートステイとして自分たちの仕事を見つめ直す良い機会となりました。

嚥下機能低下者に対する対応(さくら苑新館)

さくら苑新館、看護師の木野です。

さくら苑新館ショートステイは身体面の機能訓練やリハビリを日々提供していますが、嚥下機能においても、リハビリが出来る様に取り組んでいます。

高齢者は加齢に伴って飲み込む力が弱くなり、誤嚥しやすいです。その為、全利用者を対象に毎食前に必ず嚥下体操を実施しています。

また、法人内に言語聴覚士という嚥下面の評価が出来るリハビリスタッフが在籍していますので、嚥下機能が低下した方は、以下の対応を行っています。

①嚥下状態に応じた、食事形態や水分摂取方法(とろみ剤の使用)の検討

②嚥下機能訓練(自主訓練など)の指導

写真は言語聴覚士が嚥下機能を評価している所です。

嚥下機能が悪くなると、食事や水分がはいりづらくなり、栄養不良や脱水を引き起こす可能性や誤嚥による肺炎のリスクも高くなってしまいます。

誤嚥による肺炎は日本人の死因の第7位であり、70歳以上の肺炎患者の約7割が誤嚥による肺炎とも言われ、高齢者にとっては身近な病気です。

専門職による評価で、利用者1人1人が最大限の能力で安全かつ楽しみを持って食事が出来る様に取り組んでいます。

脳トレ-塗り絵-(さくら苑新館)

さくら苑新館の水流です。
今回は認知症ケアプログラムとして行っている塗り絵について紹介したいと思います。

さくら苑新館デイサービスでは、認知ケ症ケアの一環として様々な脳トレを実施していますが、その中で利用者の受け入れも良く、比較的実践しやすいのが塗り絵です。

塗り絵は使う色を考え、色を選び、色鉛筆を持って指を動かし色を塗るという動作が塗り絵が完成するまで続き、この一連の動作が脳の活性化に繋がると言われています。
塗り絵は認知症のレベルに応じて難易度別に2種類用意しています。

  1. 花の塗り絵です。花の塗り絵は塗る色の種類が少なく身近な花であればイメージもしやすい認知面が重度の方から軽度の方まで幅広く実施出来ます。
  2. 景色や人物等が含まれた塗り絵です。こちらはいくつもの色を使って使い分けて塗る必要があり、色の使い分けが行える方を中心に実施しています。

このように本人に合った塗り絵を選択する事は、楽しみや意欲の面に関わってくるのでしっかり本人と関わり、選択する必要があります。現状は難易度別に2パターンとなっていますが、今後はバリエーションをもっと増やし利用者1人1人のレベルに合った脳トレとして塗り絵が実施出来るよう計画中です。