日中活動で生活リズムを構築しよう(さくら苑新館)

さくら苑新館ショートステイの山本です。

ショートステイでは一日のリハビリスケジュールを作成しています。そのリハビリスケジュールで日中の生活リズムが改善した一例について紹介します。(リハビリスケジュールに関しては、利用者のリハビリスケジュールをご覧下さい。)

この方は、退院直後という事で体力の低下もあり、日中の傾眠が多く見られている状況でした。そこで、体力の向上・生活リズムの改善の為にリハビリスケジュールに沿った形で過ごして頂きました。又、本人が集中して取り組める活動(塗り絵・習字)を個別レクとして余暇時間に取り組んで頂きました。

その結果、リハビリにより体力が向上され、余暇時間に興味のある活動を促すことで集中して取り組まれるようになり、一日を通して傾眠なく過ごせるようになりました。又、本人のご希望により、書いた塗り絵や習字の作品も掲示して見てもらいたいという意欲も出てくるようになりました。

余暇時間の過ごし方が活動・参加へのリハビリになる事から、さくら苑新館ショートステイでは本人の嗜好や趣味にあった活動にも力を入れています。今回のように日中の活動量が増えるだけで様々な生活習慣にもプラスの影響が与えられます。今後の課題として、自宅生活では寝て過ごされる事も多い為、さくら苑新館で取り組んでいる活動を自宅でも反映させ、毎日を充実して過ごせるよう支援していきたいです。