さくら苑新館ショートステイの山本です。
今回は一日のタイムスケジュールの中で取り入れている3つの体操の中から、重錘体操について紹介したいと思います。
さくら苑新館では、下肢筋力の向上を目的として、重錘バンドを足首に巻き、15分程度の体操を実施しています。
重錘バンドを使用するメリットとして、「負荷がかけられる」ことと「手軽に使用できる」という点があります。当苑では主に1.5㎏と1.0㎏を使用しており、各利用者それぞれの体力に合わせ調整が可能です。
実施中はスタッフの掛け声で利用者の皆さんは頑張っておられ、終了後は「疲れたー」と言われたり「足が軽なったで走れるかもしらん」と笑顔もあり、場の雰囲気も良好です。
準備する物
- 重錘バンド(1.5㎏、1.0㎏)
重錘体操の手順
- 膝伸ばし 左右5秒ずつ(3分)
- 太もも上げ 左右5秒ずつ(3分)
- つま先・かかと上げ (各20回)
- その場で足踏み (ゆっくり30回・はやく30回)
- 横ステップ 片足ずつ (各20回)
- 横ステップ 両足 (20回)
- 両足を閉じた状態から股を開く (10回)
- 両足の間に拳を挟み、拳を潰す様に股を閉じる (10回)
リハビリ効果
- 重錘を付けて足の運動をすることで足全体の筋力強化が図れます
- 太もも、膝、足首など様々な部位を動かす事で関節の可動域訓練に繋がります。
- 座った状態で足を動かす事で座位バランスの強化、体幹筋力の強化が図れます
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