調理活動〜春巻き〜(さくら苑新館)

月に1回の調理活動(アクティビティ)で「春巻き」を作りました。

調理と言えば、女性が中心となりますが、男性利用者にも参加への声掛けを行いました。初めは、見学だけでもと思っていましたが、意外にも興味があるようで、参加されました。

春巻き材料

  • 具材:豚ミンチ、椎茸、人参、茹でた筍、白滝、生姜、春巻きの皮
  • 調味料:①砂糖②醤油③酒④みりん⑤本だし、胡麻油、水溶き片栗粉

調理活動の様子

①椎茸、人参、湯通しした白滝、生姜をみじん切りにする。

②フライパンで炒める。調味料①~⑤を加えて水分を飛ばす様に炒める。

③水溶き片栗粉でとろみが付いたら具の出来上がり。

④冷めた具材を皮で包む。

⑤油で、揚げる。きつね色になったら、出来上がり!!

出来立ての「春巻き」を美味しく頂きました。男性利用者も参加されたことで、いつも以上に美味しく感じたと思います。職員にも「食べたね?」「温かいうちに食べなさいね」と声を掛けてくれました。調理に時間はかかりましたが、満足いただけました。

リハビリの効果

  • 包丁で具材を切る、炒める、具材を皮で包むといった調理で行うあらゆる動作が上肢や手指の機能強化に繋がります。
  • 立って作業をする事で、姿勢保持に必要な筋力やバランス能力の強化が図れます。  
  • 利用者同士・職員とコミュニケーションを取る機会となる為、自然と社会交流・参加の機会に繋がります。
  • メニューや調理工程を考える、調理する等、調理で行う過程が脳の前頭前野を活性化させると言わています。

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