こんにちは。さくら苑新館介護士の水流です。
さくら苑新館デイサービスでは認知機能を予防するアクティビティの一つとして編み物を行っています。 編み物は過去の情報収集から手芸が趣味だったという方を対象に実施しています。
しかしながら、高齢者は加齢に伴った心身機能の低下により自信の喪失や意欲の低下を呈している方が多くいらっしゃいます。その為、昔趣味だった事柄も「もうできんごちなった」と拒否されるケースも多々あります。
私達はそういった方達にもアプローチ出来る様に、本人の能力で出来る範囲での目標設定を行い、達成出来たらしっかりと褒め、自信を取り戻せるように取り組んでいます。実際、今編み物に取り組んでいる方も本来は活動に消極的な方ですが、褒める声掛け等を行い、編み物に関してはデイサービス利用中の空いた時間に一生懸命取り組まれております。
趣味や好きだった事というのは人それぞれです。情報収集をしっかり行い、利用時の個別また小集団での活動に取り入れ、尚且つ認知機能の低下予防に繋がるように今後も取り組んでいきたいと思います。
コースター、アクリルたわし、帽子等の中から本人が作りたい物を選び実施する
リハビリの効果
身体面
- 作業を行う上で必要な座位バランスの強化が図れる
- 細かな作業を反復して行う事で、上肢(腕)や手指の機能強化が図れる
認知面
- 編み物のような手先と頭を動かす作業は脳の萎縮を防ぎ、認知症の進行を遅らせる効果や記憶力や空間認知能力、想像力、集中力など鍛えられると言われています。
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