さくら苑、入所の山下です。 入所では、「豆乳」と「にがり」を使って豆腐を作りました。
「豆腐」は、一部では「豆富」「豆冨」としています。これは食品に対して「腐」という字を用いるのを嫌ってのことだそうです。
今月の調理レクでは入所者と一緒に豆腐作りをしました。
- 豆乳に「にがり」をゆっくりと入れ静かにかき混ぜます。
- ゆっくりと型に入れ、冷蔵庫で冷やします。
- 豆腐が固まったら、型からそっと抜くと豆腐の出来上がりです。
- かつお節とねぎをのせて完成です。
「上手にできたね」「懐かしいね」と会話しながら、皆さんで美味しく頂きました。
入所者の方々は若いころは、「梅干しの汁」を「にがり」として使用して、自宅で「豆腐」を作っていたと話されていました。高齢者の方の昔ながらの生活での知恵は、感心する事が多くあります。これからも皆様の知恵を教えてもらいながら、いろいろな事を試していきたいと思いました。