さくら苑新館の水流です。
今回は認知症ケアプログラム(脳トレ)として行っている音読について紹介したいと思います。
音読をしている時は前頭前野を中心に脳全体が活性化していると言われています。前頭前野は人の心を司る機能と脳の他の領域が上手く働くように命令を出す「脳の司令塔」の機能を持っています。前頭前野が活性化する事により感情や記憶のコントロールがスムーズに行えるようになる事が期待されます。
また、音読は喉の筋肉を鍛える事が出来、誤嚥性肺炎の予防にも効果があります。
音読は童謡や唱歌等を3つの難易度に分けており本人に合ったものを選択し、出来るだけ大きな声で読むよう声掛けしています。終了時には褒める声掛けを行い、達成感や喜びに繋がるよう対応しています。
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