さくら苑新館、リハビリの岩元です。
今日はさくら苑新館で行っているリハビリの1つである、機能訓練についてご紹介したいと思います。
機能訓練は、日常生活動作の改善などの目標を達成する為に必要な筋力や関節可動域を強化・改善する為に行うものです。機能訓練の実施方法は、事業所によって様々ではあると思いますが、さくら苑新館では運動機器を使用した機能訓練を実施しております。
今回は、その中でも利用者の皆さんが主に取り組まれている機能訓練を3つ程、紹介したいと思います。訓練内容は以下、ご参照ください。
スリングエクササイズ
レッドコートと言われる運動機器を使用した機能訓練です。使用用途が多種多様にあり、腕や足、体幹など様々な部位の筋力強化や可動域訓練、バランス訓練等への応用など様々なアプローチが可能です。また、対象者の状態に合わせて負荷量の調整も可能です。
プーリー
椅子に腰かけた状態で、両手を交互に上げ下げする運動です。腕の関節可動域や筋力の維持・向上、血行改善に伴った痛みの緩和(肩こりなど)が図れます。
自転車エルゴメーター
椅子に腰かけた状態で自転車の様にペダルを漕ぐ運動機器です。時間や負荷量の設定が可能で、1人1人の状態に合わせて調節が出来ます。下肢筋力や持久力の改善が図れます。
今回は、さくら苑新館で行っている運動機器を使用した機能訓練についてご紹介しました。
運動はやっぱりきついものではありますが、利用されている皆さんは、自分の為だと思って一生懸命、機能訓練に取り組まれています。
そんな皆さんの自宅生活のサポートが今後も出来る様に、私自身も尽力していきたいと思います。