さくら苑新館ショートステイの山本です。今回は、脳の活性化に繋がるアクティビティであるカルタ取りについてご紹介します。
さくら苑新館では主に「都道府県」や「ことわざ」を用いたカルタを使用します。読み札と取り札があり、読み札には特産品や名所等が書かれています。職員が読み札を読み上げ、利用者の方は持っているお手玉を取り札へ投げるシンプルなゲームではありますが、見る・覚える・聞く・探すといった頭を使う動作が認知症の予防や進行抑制に効果が期待できます。
実施中は皆さん集中されており、「ちょっしもたぁ~!こけあったんな!」と悔しがれたり、「取った取った!」と喜ばれたり、楽しんで参加されております。又、終了後は過去の旅行等のエピソードを思い出して話されることもあり、利用者の方同士で交流の場にもなります。
カルタ取りの手順
- お手玉を1個ずつ手渡す
- 床に取り札を置く
- 職員が読み札を読み上げる
- 見つけた利用者は手持ちのお手玉を取り札へ投げる
- 多くの枚数を獲得された方の勝利
準備する物
- 都道府県カルタセット
- ことわざカルタセット
- お手玉
リハビリ効果
- お手玉を目標物に向かって狙って投げる事で腕の筋肉の協調性強化に繋がる
- お手玉を投げる動作が腕や体幹の筋力強化に繋がる
- かるたという馴染みのあるシンプルなゲームの中で見る・覚える・聞く・探すといった頭を使う事が脳の活性化に繋がる
- かるたを通して過去の旅行等のエピソードを利用者同士で話す機会に繋がり、精神活動の活性化、社会交流が図れる。
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