さくら苑新館ショートステイの山本です。
先週、さくら苑新館にて調理活動を行いました。今回のメニューは、心も体も温まるけんちん汁です。
利用者さまには、大根・にんじん・かぼちゃを切っていただきました。
包丁を握る姿はとても頼もしく、特に女性の利用者さまは手慣れた手つきで丁寧に野菜を切り分け、その姿にスタッフも思わず「さすがです…!」と感心してしまいました。
豆腐は、昔ながらの作り方を思い出しながら手でやさしく潰して具材に加えていただきました。
手で触れることで、柔らかさや温もりを感じられ、自然と皆さまの笑顔もこぼれていました。
さらに今回使用したかぼちゃは、なんと当苑の庭で育てたもの!
皆さまが毎日眺めていたかぼちゃが、こうして季節の味として食卓に並ぶ喜びは格別です。
仕上がったけんちん汁は、出汁の香りが広がり、具材もやさしい味わい。
冷え込みが厳しくなってきたこの季節にぴったりの身体も心もポカポカになる一杯となりました。
「やっぱりみんなで作ると美味しいね」
そんな声が聞こえ、温かい時間が流れました。
これからも、季節を感じ、楽しみながら参加できる活動を続けてまいります。






