認知症の方へのレクリエーション(さくら苑新館)

さくら苑新館の水流です。

さくら苑新館デイサービスでは、色々なレクリエーションを行っていますが、認知症の方に効果があると言われている回想法を取り入れたレクリエーションも実施しております。

回想法って何だろう?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんので、簡単に説明しておきます。

回想法とは「自分の過去の事を話す事で精神を安定させ、認知症の症状の緩和や進行の抑制にも期待できる心理療法」の事を言います。

また、回想法を実施する上では、過去を思い出すだけでなく、思い出した事を聞き手に「語る」事が重要となります。これはなぜかというと、「人に話す」という行為が、脳に大きな刺激を与えると言われているからです。

さくら苑新館では、この要素をすごろくゲームに取り入れ、レクリエーションとして実施しています。利用者にさいころを振ってもらい、出た出目のマスに進んだ後、マスのテーマに沿った話をしてもらいます。すごろくのマスの中には、子供の頃の遊びやあだ名、よく歌っていた歌、若い時にやっていた仕事などの項目を入れています。

認知症の方は、最近の出来事を忘れやすかったとしても、自分の若い頃や幼い頃の記憶はしっかりと残っている事が多いとされています。

実際このレクリエーションを行い、利用者の方が過去の事を話す時はとても良い表情で話をされる事が多いです。周りの方に関しても、昔の話を聞きながら、共感される方がいらっしゃったり、一部の話題から盛り上がる事も見受けられます。

認知症の方は、常日頃から色々な不安感と戦いながら生きています。私たちは、その不安感を取り除き、安心して過ごせるように工夫してあげなければなりません。

今後も利用者の方が歩んできた人生に耳を傾け、自分達が介護士として認知症の方に何が出来るか考えていきながら業務やレクリエーションに励んでいきたいと思います。

写真はレクリエーションの時の様子です。