7月より、さくら苑だけでなく、京町デイサービスでも口腔機能向上への取り組みとして、毎週火曜日と木曜日に訪問し口腔・嚥下の評価や訓練、自宅での自主練習の提供を行うことになりました。
嚥下機能の低下している方、嚥下に不安のある方を中心に行っていきます。
嚥下面だけでなく、失語症や構音障害のある方も対応しています。
7月より、さくら苑だけでなく、京町デイサービスでも口腔機能向上への取り組みとして、毎週火曜日と木曜日に訪問し口腔・嚥下の評価や訓練、自宅での自主練習の提供を行うことになりました。
嚥下機能の低下している方、嚥下に不安のある方を中心に行っていきます。
嚥下面だけでなく、失語症や構音障害のある方も対応しています。
高齢者では転倒舌か他の約5%に骨折が生じています。高齢者の骨折の中でも以下の4つは特に多い骨折部位としてあげられます。
➢手首(橈骨)…転んで手をついたときに骨折しやすい
➢肩(上腕骨)…転んだ時に、とっさにひじや方をついたりすると簡単に折れる
➢股(大腿骨頸部)…転んだり、尻もちをついたりしたときに骨折しやすい。歩けず、寝たきりになる可能性が高く、手術が必要になる
➢背骨(椎体)…少しずつ圧迫されることで、気づかないうちに変形していることがある。転んだり、物を持ち上げたりして一気に力が加わると、圧迫骨折を起こすことがある
高齢者の場合、活動量の低下や加齢に伴って筋力が低下していく傾向にあります。
筋力が低下することにより、急にバランスを崩したときに、踏ん張ることが出来ずに転倒してしまう可能性が高くなります。
高齢者とは言うものの、実際は男性も女性も30歳をピークに、55歳を過ぎると筋肉量が著しく減少し始め、65歳を過ぎたころには、その筋肉量の減少による筋力の低下によって、体が思うように動かなくなってしまいます。これは決して特別な事ではなく、誰にでも起こりうる老化現象です。
つまり、年を重ねるだけでも転倒の危険性があるという事です。
➢材料
水1ℓ、お茶パック1つ(麦茶パック)、ゼラチン25g、好みにより砂糖
➢作り方
①水1ℓを鍋に入れ沸騰させる
②お茶パックを①の鍋に入れに煮出す※沸騰しすぎると水が少なくなるので注意
③煮出したらお茶パックを取り出し、火を止め、ゼラチンを入れる
④ゼラチンを溶かしたら、砂糖を入れる場合は入れて更に混ぜる。
⑤タッパーに流し込み、冷やし固める
☆公佑会では麦茶パックやポカリでゼリーを作っています。緑茶で作っても大丈夫です♪
今日は『お茶ゼリー』をご紹介します。
お茶ゼリーは嚥下障害がある方や水分が足りない際に提供しています。
高齢者や嚥下障害がある方は、嚥下の後に口の中や喉に食べ物が残りやすく、その残った食べ物が誤嚥に繋がる場合があります。
ゼリーなどの違う形態の食事を交互に嚥下する事で、口の中やのどに食べ物を残りにくくしたり、のどなどに残っている食べ物の除去する効果もあります。
そのため、嚥下障害の方には食事の際に提供して、食事と交互に摂ってもらっています。
※嚥下障害や飲み込みの状況によっては、とろみをつけた水分が適している場合もあります。
転倒の原因には、生活環境からくる『外的要因』と身体的なものが原因となる『内的要因』とに大きく分けられます。
➢外的要因
・履物
脱げ安いもの、すべりやすいもの
・床の状態
1~2㎝程の小さい段差(敷居)、ぬれている
・明るさ
足元が暗い
・床の障害物
コード、カーペット等の折れ端、新聞紙、雑誌、滑りやすいマット
➢内的要因
・体の状態の変化
力が弱くなる(筋力低下)、バランスが悪くなる、視野や視力が悪くなる、感覚が鈍くなる
・精神・心理面
焦り、不安、緊張、興奮、注意力不足
・服薬状況
服用している薬による相互作用や副作用
平成 28 年の厚生労働省の調べによると、高齢者が「要介護」と なる主な原因は、脳血管疾患(脳卒中)、認知症、高齢による衰弱 と続き、「骨折・転倒」は全体の 12.5%を占め、4 番目の多さにな っています。
今回より、高齢者の転倒リスクと予防法についてご紹介します。
人は加齢とともに筋力低下や歩行障害、視力の衰えなど様々な要因が重なり、バランスを保ちにくくなっていきます。
さらに、高齢者になると病気や服薬によって転倒するリスクがさらに高まり、思わぬ場所で事故が発生することもあります。
高齢者やその家族にとって、転倒は寝たきりにつながる可能性も高いため、その危険性を前もって知り、対策しておくことが大切です❕
次回は
✔高齢者の要介護状態の主な原因
✔高齢者の転倒の原因について
です。今後、転倒リスクチェックや予防法についても上げていきますので参考にしてみてください。
先日「巻き笛」をご紹介しましたが、巻き笛が簡単に出来ている方に、風船を膨らましを行ってもらっています。
この風船ですが、意外と元気な職員でも難しい!きつい!と言われる方がいらっしゃいます。
回数決めて、昨日の自主練習と合わせて自宅でも行ってもらっています。
効果については、『巻き笛』を見てみてください。
デイケア(通所リハビリは)、利用者ごとに利用する曜日や日数が異なっています。そのため、デイケアでの訓練だけでなく、自宅でも練習を行ってもらっています。
公佑会のどの施設でも嚥下体操を行っており、自宅でも嚥下体操は勧めていますが、嚥下障害のある方は嚥下体操とは別に練習内容を作って渡しています。
嚥下訓練では、特に、自宅でも鏡を見ながら、口や舌、頬の運動をしています。また、自宅でもしっかり出来るように、自宅での自主練習の指導をしています。
「○○が美味しく食べれた~」などと話があると、利用者も私も嬉しく思います♪