さくら苑新館ショートステイの山本です。今回は、脳の活性化に繋がるアクティビティである思い出しカード(モノ編)についてご紹介します。
このカードは高齢者の幼年期~青年期の思い出を引き出し、語り合うことを手助けするためのものです。周囲の人たちと過去の思い出を楽しく語り合うことによって、心の安らぎを得たり、日々の暮らしを生き生きとさせたりする効果が期待できます。
カードには、主に昭和20年(1945年)から35年(1960年)に使われた日用品の写真を多く用い、その写真を見ることで高齢者の思い出を引き出しやすくしています。そこへスタッフの問いかけを加え、コミュニケーションを図ることで、更なる思い出の引き出しが可能となります。
実際に「懐かしいねえ~」と言われたり「これはこげんしっせ~つかっちょったちゃが!」と昔を思い出し楽しく会話が弾んでいます。


思い出しカードの手順
- お手玉を1個ずつ手渡す
- 床にカードを置く(全50枚)
- 分かった方からお手玉をカードへ投げる
- 写真の説明をしていただく
準備する物
- 思い出しカードセット
- お手玉
