リハビリの杉田です。
今日は入所の利用者の食事場面でのリハビリスタッフの関わりについて紹介したいと思います。
人にとって『食べる』ということは、生き続けるために必要な一つです。その為、私たち入所の方々で自分で食べることが難しい方や認知症により食べる方法が分からなくなってしまっている方など様々な方に対して、どの程度の認知症のレベルなのか身体機能面(手や腕の動きなど)に問題はないのかなどの評価をします。その評価をもとに、言語聴覚士や看護・介護職、管理栄養士などすべての職種で関わりを持って利用者にとってどの方法が一番良いのか検討していきます。
写真に載っている利用者は、車椅子での姿勢の傾きが強く、自分で食べることが難しくなっていました。そこで私(作業療法士)が車椅子の変更を行い、言語聴覚士や介護・看護職と一緒にスプーンなどを検討し実際の食事場面に入って利用者へスプーンの操作方法や姿勢調整などを実施しました。現在以前よりも車椅子での傾きも軽減しており、自分で食事をとることが出来ています。しかし疲れやすいため時間がかかってしまっている状況です。今後はそこが私の課題でもあります。
このように私たちは、ただリハビリをして「筋力をつけて歩けるようにしたい」と考えているわけではありません。
私たち「筋力をつけて、歩けるようになって本人の念願である墓参りに行かせたい」や「手や腕の筋力をつけて、自分で食事を食べれるようになってほしい」など日常生活を送るうえで利用者にとって必要になることを目標にリハビリを実施・評価しています。
少し固い話になっていしまいすいません。
うまくまとめれていませんが、・・・・そういうことです。
以上!!杉田でした(^^)