リハビリの塚原です。
先日の台風の影響は無かったでしょうか?今日は昨日の雨風が嘘のように快晴でしたね!
今日のブログですが、先日各職種間でターミナルケアについての検討会について少しお話させていただきます。
在宅復帰を目指す方や施設での安心・安全な生活を送ることを目的とする方等、入所されている方々の目的は様々であり、ブログタイトルのように『ターミナルケア』として対応する方もいらっしゃいます。ターミナルケアとは延命を行わず、身体的にも精神的にも苦痛を伴わないように看護・介護をし、ご本人らしく人生の最期を生きるために行われます。
先日行われました検討会では認知症の方に対するターミナルケアの実施にあたり、各職種間からの意見を出し合い、対象の方に対しどういった対応を取るべきなのか、本人の安心・安全の為に何が出来るか、何をすべきなのか等の対応方法の統一を図る為に実施されました。本人の身体的・精神的負担が少しでも減らすことが出来たら…。食事・水分が不足することが予測されることに対してはどうしていくべきか….。各職員、迷いを持ちながらも様々な意見・疑問が出されました。
今回は、本人の苦痛になることは避けていく、その他普段の生活の中での関わり方などをまとめ、検討会は終了となりましたが、今回のケースに限らず検討が必要となる可能性は十分にあります。今回の検討会で協議した内容をベースに、各職種間で協議し『その方が最期までどのように生きるか』のプロセスを大事に対応していくことが出来たら…..と思います。