さくら苑新館ショートステイの山本です。
今回は下肢の運動を目的としたアクティビティであるビーチボールサッカーについてご紹介します。
円を描いた座席に1人ずつ座っていただき、ビーチボールが来たら蹴っていくシンプルなアクティビティではありますが、応用編として様々な楽しみ方もできる多様性のあるアクティビティでもあります。上肢の運動であれば風船バレー、下肢の運動であればビーチボールサッカーと組み合わせて実施する事もあります。
普段のリハビリに意欲的ではない方も、実施中は「よいしょー!」「またきたー」等と自然と反射的に足を動かされています。
準備する物
- ビーチボール
- 座椅子
- ペットボトル(応用編)
- 模造紙(応用編)
ビーチボールサッカーの手順
- 目標数を設定する
- 本人の前にボールが来たら蹴り返す
- 全員で回数を数えていく
応用編①(ペットボトル倒し)
- 赤チーム、白チームでチームを分ける
- ペットボトルに少量の水を入れ20本程用意する
- 円を描いた座席の真ん中にペットボトルを置く
- 全部のペットボトルを何分で倒せるかタイムを測って競う
応用編②(隠れた文字を探せ)
- 円を描いた座席の真ん中に模造紙1枚を置いて、大きく文字を書いておく
- 文字は「七夕」「花火」「いちご」等なんでもよい
- 模造紙の上に水入りのペットボトルを置いて文字を隠す
- ビーチボールを蹴り返し、ペットボトルを倒していく
- 隠された文字を最初に答えた方の勝利
リハビリ効果
- 座った状態で足を動かす事で座位バランスの強化に繋がります
- ボールを蹴る動作が太ももの筋力強化や足の関節の可動域訓練に繋がります
- ボールの蹴る力や蹴る方向を自分で調整する事で筋肉の協調性の強化に繋がります
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