GMの川合です。
今日はさくら苑新館で介護教室を行いました。さくら苑開設時から開催していて85回目を迎えました。
今日のテーマは「認知症について」です。
認知症の対応方法などの講義を水流誠介護福祉士、実際の体験談を坂下正行介護福祉士が行いました。
認知症になっても住み慣れた地域で過ごせるためには地域全体で支える仕組みや周囲の理解も大切です。認知症という病気を理解し、中核症状や周辺症状を理解する事で認知症の方への介護や対応も変わってきます。認知症の介護については、公佑会で実際行っている「馴染みの関係づくり」の方法や実際に地域で認知症の方と出会った時の対応方法などを丁寧に説明しました。本人の失敗などを叱らないことや無理強いしないなどの「思いやり」や「相手の気持ちを考える」という事も大切ですね。その後、認知症予防について指体操、音読、色当てテスト、簡単な計算を行いました。
最後に坂下君が、実体験のケースを紹介し、その時どの様に対応したのか坂下君のその当時の気持ちと今の気持ちを話してもらいました。実体験なので話に重みがあります。
介護は一人で悩まず必ず相談してください。公佑会では365日相談を受け付けています。(電話:33-2127 介護老人保健施設さくら苑 相談員まで