介護保険制度の理念に、「住み慣れた地域での生活の継続を居宅での自立支援」と謳(うた)われています。さくら苑新館では短期入所施設(ショートステイ)と通所介護(デイサービス)、居宅介護支援事業所などの在宅サービスを複合的に行っています。今回は在宅生活の一助を担う、さくら苑新館のサービスを紹介いたします。
自宅などで介護をしていると、泊まりで家を空けることができません。こういう場合に数日だけショートステイを利用する方法があります。今回の内容は、ショートステイ(短期入所)ご利用の説明です。
ショートステイは一般的に、短期的に宿泊ができる施設です。どういう場面で利用するのか見ていきましょう。
介護する人(ご家族)が活用する場合として、
- 冠婚葬祭で家を空ける
- 田植えや稲刈りなど繁忙時に介護ができない
- 家族の夜勤や出張など自宅に不在
- 旅行や泊まりを伴う外出など
- 家族の介護疲れやリフレッシュ
介護される人(ご利用者)は、
- 退院直後ですぐに自宅では不安な人
- 家のリフォームが完成するまでの利用
- 入所施設が空くまでの一時的な利用
- 介護施設に慣れたい
ショートステイでは、食事や入浴、機能訓練、レクレーションなど、一日のタイムスケジュールが決まっています。また、数日間の共同生活をするので生活にメリハリもできます。夜間帯も職員が常駐しているので、トイレへの誘導や服薬管理なども対応できます。
さくら苑新館はどういう所?
ご家族には、安心して預けられ、使い勝手の良い施設を目指しています。またご利用者にとっては、暖かく楽しい空間を体験していただき、ご自宅とは違う雰囲気を味わっていただきたいと考えています。アクティビティやレクレーションなどのプログラムに加え、さくら苑新館では、リハビリスタッフが常駐しているため、専門的なリハビリも受けることができます。
新館のアクティビティは、リハビリテーションの考えを元に計画されています。(アクティビティについては、後日改めてブログに掲載します。)レクレーションなどの余暇活動についても多く取り揃えています。
さくら苑新館ショートステイでは、他にも熱中症対策で夏季の間だけ利用であったり、台風などの災害時に避難的な利用も可能です。
ショートステイを利用するには...
介護保険の認定が必要となっており、1ヶ月につき連続して最長30日まで、介護認定期間の半数までなど条件があります。利用料金についても居室の種類や介護度によって費用が変わってきますので、担当のケアマネージャーや新館相談員にご相談ください。
ショートステイを積極的に活用することで、家族の負担を軽減することができ、在宅生活を継続する一つの選択肢になります。施設入所に抵抗あるけど、ご家族がリフレッシュしたい、施設に慣れたいなど、様々な理由はあると思いますが、使い慣れると便利なサービスだと感じていただけるはずです。
さくら苑新館では見学や体験宿泊することができるので、お問合せ下さい。
お問合せ
さくら苑新館 電話:0984-27-3137
相談員:平井、冨満