第95回さくら苑介護教室を開催しました

GMの川合です。だいぶ春らしい気候となりました。 本日はさくら苑新館で「認知症について」というテーマで介護教室を開催しました。認知症については、アンケートでも講義してほしいランキングの上位にくるほど、みなさん関心があるようです。2015年の厚生労働省の資料では65歳以上の高齢者3079万人のうち462万人が認知症と言われています。2025年には700万人になると予想されています。 今日は介護福祉士の松山さんと盛山くんが講義してくれました。 最初に「認知症の対応と理解」についての講義です。認知症は外傷等と違って見た目では分かりません。もし自分の家族が認知症になり家族の負担が増えると叱ったり責めたりするかもしれません。しかし、認知症の方は叱られた状況は忘れてしまいますが感情は残ってしまいます。そのため家族の認知症の理解が必要となります。 休憩を挟んで、後半は認知症予防についての講義でした。 最近の研究では「どうすれば認知症になりにくくなるのか」ということが少しずつ分かってきています。認知症になりにくい生活習慣を心がけることや加齢とともに低下する能力を鍛えるという事を講義と体験を行いました。 また、えびの市では下記の取り組みをしています。興味のある方は問い合わせてしてみいてはいかがでしょうか。

  • 認知症カフェ よかとこ
  • 認知症サポーター養成講座
  • 認知症出前講座

次回の介護教室は6月25日(日)13:30を予定しています。次回テーマは介護技術です。 お問い合せは、介護老人保健施設さくら苑までお電話ください。(電話:33-2127)

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